約 4,327,000 件
https://w.atwiki.jp/2jiseihaisennsou2nd/pages/41.html
首藤涼&アサシン ◆BATn1hMhn2 どこにでもあるような極普通の教室は、どこにでもいるような極普通の生徒たちの声に満ちていた。 昨日見たテレビに出演していた男性アイドルが格好良かっただとか、今週末までに提出しなければならない課題が終わりそうにないだとか。 周りの人間にしてみれば他愛のない、しかし本人たちにとっては何よりも重要な悲喜こもごもが、教室のあちらこちらから聞こえてくる。 この瞬間、確かに彼らは共有していた。口にするのも小っ恥ずかしい――皆が言うところの、青春という時間を。 だが――その中に、周囲の姦しさから切り離され、一人異彩を放つ少女の姿があった。 色素の薄い髪色が見る者の目を引くその少女は、詰将棋の問題が載った雑誌をただ眺めているだけだというのに、他の生徒たちとは一線を画すほどの存在感を持っている。 白髪の間から覗かせる怜悧な瞳の中には知性の光が満ちており、佇まい一つ取っても高貴な出自を連想させる、その少女の名は、首藤涼という。 黙々と詰めまでの手順を模索する涼の耳朶を打ったのは、彼女から少しばかり離れたところで笑い合っていた少女たちの会話だった。 教室に溢れている無数の会話の中から、それが涼の耳に届いたのは何故だったのか―― ともすれば教室の喧騒に紛れて消えてしまいそうな、少しトーンを落とした声は、こう言った。 「……そういえば、『死神』の噂って知ってる?」 ――ん? と、涼は談笑を続けるクラスメイトたちへと顔を向けた。 しかし、涼の視線が自分たちに向けられていることに気づいた途端、級友の少女たちはバツが悪そうに更に声を小さくする。 (……そう怖がらずともよかろうにのう。いくらワシといえども、あからさまにそんな態度を取られると傷つくというに) ふぅ、と小さな息をついたが、涼の中には既に諦めに似た感情もあった。 その諦めは苦笑となって涼の表情に現れる。 クラスメイトといっても、彼女たちと涼の関係は、そう深いものではない。 涼はつい先日、このクラスに転入してきたばかりの身だからだ。 些かばかり浮世離れした涼の物腰が年頃の女子学生たちには奇異なものに見えたのか、未だに親しくなった人物もいない。 ……いや、一人だけ、友人とまではいかないが、友好的な関係を築けている人物がいたことを思い出す。 教室の異分子として周囲から完全に浮いてしまった涼に対して、今でも朝と夕の挨拶だけは欠かさない隣の席の少女がそれだ。 部活動もやっていないようなのに、小柄な身体に似つかわしくない大きなスポーツバッグをいつも肩にかけている姿が印象的だった。 といっても、たとえ友人の一人すら出来なかったとしても涼は大して気にはしなかっただろう。 なんせ、涼がこの学校に転入してきたのは、とある目的を果たすためなのだから。 その目的とは―――― ………………? 「う、ううう――?」 首藤涼は、背中に冷たいものが走るのを感じていた。 思い出せないのだ。自分がどうしてこの学校へとやってきたのか。 こんなところで学生の真似事をしているのは、いったい何のためだったのか。 重く冷たい扉が、その記憶に繋がるはずの道を塞いでしまっている。 直感した。この記憶の欠落を埋め直すためには、固く閉ざされた記憶の扉を開く鍵が必要なのだと。 (鍵は――どこにある――――?) 胸の内の不安が外に溢れ出ようとするのを感じながら、それでもそれをおくびにも出さず、涼は思案する。 そもそも、涼は今の今まで一度も自分の目的と行動について疑問を持つことがなかった。 それについて考えようとすることさえなく、流されるように学生の真似事をして、無為な時間を過ごしてきたわけだ。 今はそのことに気付いた分だけ、鍵に一歩近づいていると言えるだろう。 思い出さなければならない。その一歩のきっかけが、いったい何だったのかを。 必死に思考を巡らす涼の耳に、またも級友の声が聞こえてくる。 話を進めるうちに興が乗ってきたのか、先ほど落としたはずの声量が、再び上がってきていた。 会話の全容までは聞こえない。だが、言葉の端々に登場する不穏なその単語が、涼の中の何かに、触れた。 「それで、その『死神』がね――」 死神――その単語を聞いた瞬間、涼の心臓がどくんと大きく鼓動した。 逸る気持ちを抑えながら、涼は死神の噂をする少女たちのところへと歩を進める。 涼の接近に気付いた少女たちは、あからさまに身を固くした。 「な、何か用ですか……?」 「そう縮こまらずともよい。ワシはただ、今話していた噂とやらを聞きたいだけじゃ」 少女たちは顔を見合わせ、涼に秘密の噂話を聞かせてもいいものか、目配せだけで相談する。 誰それが誰のことを好きだとか、そういう身近な、身内以外には絶対に聞かせたくない話の類でもない。 死神だなんて非常識もいいところの与太話ならば、別に話してしまっても問題ないだろう――そう判断した少女たちは、涼が会話の一員となることを承諾した。 曰く――死神は、実在する。 おとぎ話にあるような、ドクロが大鎌を持ったようなテンプレートな存在ではないという。 だが、年齢も性別も不明なのだ。なぜならソイツは死神だから。見たものに死を運ぶ存在だから。 ここまでならば非常に陳腐な話だ。 古来よりその手の怪談は両の手足指を全て使っても数えきれないほど伝わってきている。 先ほど感じた予感めいたものは気のせいだったのかと涼が落胆しかけたとき――だけど、と、少女は言葉を継いだ。 「その死神は、誰でも殺すっていうわけじゃないの」 「ほう? ならば、その死神はいったいどんな人間を殺すというのかのう?」 「死神が殺すのはね――『人生で、一番美しい瞬間を生きている人』なの」 その言葉を聞いた瞬間。涼の心の奥底に気泡のような何かが生まれ、たちまちのうちにそれはぼこりと浮き上がった。 浮かび上がったそれは――涼の記憶を阻害していた扉を、一瞬の内に壊してしまう。 涼が扉の向こう側へ行くまでもなく、閉じ込められていた記憶は堰を切ったように溢れだしてくる。 「……すまんの、急用を思い出した」 「え、あ……! 首藤さん、もう次の授業始まっちゃうよ」 少女たちの呼びかけも虚しく、首藤涼は振り向くことさえせずに教室を出て行った。 残された少女たちは難しい顔をしながら、 「……私たち、もしかしてなんかマズいこと言っちゃった?」 「うーん、やっぱり首藤さん難しいわー」 「……あれれ、いなくなったの、首藤さんだけじゃないみたいよ」 少女が指差したのは、首藤涼の隣の席。 ロッカー棚を見てみれば、彼女の代名詞といっても過言ではない身の丈に合わない大きなスポーツバッグ――確かメーカーはスポルディングだったか――も、なくなっている。 「うん? もしかして……二人で秘密の逢引きってやつ?」 「確かに首藤さん、すっごい美形だからねぇ……そういうの似合うかも」 きゃー! と、嬌声を上げる少女たち。 当の本人たちがいないのをいいことに、あれやこれやと耽美な空想を口にしてはきゃっきゃとはしゃいでいる。 「そういえばさ、首藤さんに大事なところ言い忘れちゃったなぁ」 「なになに?」 「いったい誰が呼び始めたのか、どうしてそうなったのかは知らないんだけど――死神にはね、名前があるの」 その死神の名前はね―― そのとき、少女の声をかき消すように校舎中にチャイムの音が響いた。 殆ど同時に教室に入ってきた教師が、授業開始の号令を指示する。 教室からいなくなった二人の少女のことを気にする者は、誰もいなくなっていた。 ◇ びゅうびゅうと、心地の良い風が吹いていた。 校舎の屋上の柵にもたれかかった首藤涼は、現界した己のサーヴァント――アサシンへと言葉を放つ。 「どうやら、随分とギリギリだったようじゃのう」 もしもあと一日でも記憶を取り戻すのが遅れていれば、首藤涼の記憶は永遠に埋没したまま、NPCとして一生涯を過ごしていただろう。 ここまで遅れを見せてしまったのは、涼が聖杯に祈る願いが他のマスターのそれと比べて希薄だったことも一因であるのかもしれない。 元々、自発的に聖杯を望んだわけではなかった。たまたま手に入れた欠片が、涼のかねてからの願いに反応した、いわば巻き込まれた形での参加だからだ。 だが――その過程がどうであったとしても、マスターとして目覚めた以上は首藤涼と他のマスターの立場には何の違いもない。 「よろしくお願いするよ、マスター」 アサシンはぶかぶかの黒いマントをたなびかせ、筒のような奇妙な帽子をかぶっていた。 これから聖杯戦争という死地へ赴くというのに、男なのか女なのか分からない中性的な声音からは何の気負いも感じられない。 もっとも、気負いが感じられないのはマスターのほうも同じだった。 「随分とのんびりとしているようだけれど、マスターの願いはいったい何なのかな? やる気はあるのかい?」 アサシンは随分と奇妙な表情をしながら、涼へと質問を投げかける。 涼は、ふふと小さく笑って、 「――黒薔薇の花言葉を知っておるか?」 アサシンは沈黙をもって答えとした。 「黒薔薇の花言葉は――『彼に永遠の死を』」 「殺して欲しい人がいるのかい?」 「他力本願は極力しない主義での。殺したい相手がいるなら、誰かの手を借りずとも自分でやるとも。 こう見えて、本職は学生ではなく暗殺者じゃ」 「ひゅう、美少女暗殺者だったのか」 「うむ、美をつけてくれるあたり分かっとるのう」 アサシンの見え見えの世辞に気を良くしたのか、涼は破顔した。 だが、その表情はすぐに物憂げなものに変わる。 「ワシが求めているのはな――ワシ自身の死じゃ」 涼はそこで言葉を切ると、一拍置いてから改めてアサシンへ質問を投げかけた。 「ワシは、幾つに見える?」 アサシンは肩をすくめると、 「そうだね。十代後半……少なくとも、成人はしていない。そういう風に、君は見える。見える範囲ではね」 「その口振りでは凡その事は分かっておるようじゃの。主従の契りを結んだからか、それがおぬしの能力なのか…… 何はともあれ、そこまで分かってくれているなら話は早い」 首藤涼の身体は、ハイランダー症候群という病に侵されている。 その症状は、不老と長命。年端もいかぬ少女に見える涼は、その実のところ、外見の幾倍もの年月を生きている。 永い年月は、涼に多くの別れをもたらした。誰も彼もが涼を置いて、先にいってしまった。 「もう、十分に生きた。嬉しきことはそうも増えず、悲しきことを忘れるのは難しい。 そろそろワシも、人並みの死というやつが恋しくなってきての」 ふうん……と、アサシンは納得したように頷く。 「しかし――聖杯というのは、思っていたよりも融通の効かんやつのようじゃの。 一見都合の良い組み合わせのようじゃが、決定的なところでズレておる。 のう……『人生で一番美しい瞬間に殺してくれる』という『死神』よ」 死を望む主と、死をもたらす従者。 だが――二者が噛み合うことは、ないのだ。 主が望むのは、自然の摂理のままに老い、朽ちていく死。 従者がもたらすのは、美しい瞬間を、美しいまま切り取る死。 「とはいえこの歪さも趣きというものか。こちらこそ、よろしく頼むアサシンよ」 いや――確か、このサーヴァントの名は。首藤涼に与えられていた仮初めの記憶の中で、隣席に座っていた少女の名は。 「宮下藤花、でよかったか?」 「いいや、それはぼくを指す名前としては相応しくない。ぼくは自動的に浮かび上がってきた存在であって、宮下藤花ではないからね。 ぼくのことは――」 ◇ その死神の名前はね―― ◇ 「ブギーポップ(不気味な泡)と呼んでくれ」 ◇ ――宮下藤花が意識を取り戻したとき、彼女は自分がどうしてこんなシチュエーションに陥っているのか全く理解が及ばなかった。 ここはどうやら屋上らしい。愛用しているスポルディングのバッグを何故か持って、屋上に立っている。 ここまではまだ理解の範疇だ。だが、目の前には―― 「首藤さん?」 つい先日やってきたばかりの、転校生がいた。 藤花が目をぱちくりさせて驚いているのがそんなに面白いのか、腹を抱えて笑っている。 「も、もう! そんなに笑わなくたって――」 (……あ、あれ。そういえば……首藤さんがこんなに笑ってるの……初めて見る気がする) 首藤涼には、どこか近寄りがたい雰囲気を感じていた。 だけど、こうやって笑っている彼女は、とても親しみやすい存在のように感じられる。 「あの……首藤さん、どうして私たち、こんなところにいるんですか?」 まだ笑い続ける涼は、目尻に浮かんできた涙を拭いながら藤花の質問に答える。 「ああ、ワシが呼んだからじゃの。ちょいと、頼みがあってな」 「えっ、私にですか?」 自慢ではないが、宮下藤花には自分はあまり出来のいい人間ではないという自負があった。 勉強も運動も人並み程度で、取り立てて特筆すべき特技や技能があるわけでもない。 そんな自分が、見るからに完全無欠の美少女然としている首藤涼に何かを頼まれるだなんてことが、あるのだろうか。 「うむ。用件の半分はもう終わったようなものだがのう」 「え……すいません。なんだか私、ぼーっとしてたみたいで頼みごとっていうのが何だったのか……」 「もう伝わるべきところに伝わったようだから気にせぬともよい。 だが、そうじゃのう。せっかくだから宮下にも一つ、頼みをしておこうか」 いつの間にこんな時間になっていたのだろうか。 太陽は随分と低い位置に動いてしまっていて、その光は茜色に変わっていた。 夕日に照らされながら学校の屋上に佇む首藤涼という絵面は、まるで一枚の絵画のように美しくて―― 「――ワシと、友達になってほしい」 差し出された右手を握り返す以外の選択肢は、そのときの宮下藤花には浮かんでこなかった。 【クラス】 アサシン 【真名】 ブギーポップ(宮下藤花)@ブギーポップシリーズ 【パラメーター】 筋力C 耐久D 敏捷B 魔力B 幸運C 宝具B 【属性】 混沌・善 【保有スキル】 気配遮断:A アサシンではなく宮下藤花として行動することで、サーヴァントとしての気配を完全に隠蔽することが出来る。 しかし宮下藤花はNPCと同等の能力しか持たないため、戦闘に有用なスキルとはならない。 対魔力:C 精神汚染系の魔術に対する強い耐性を持つ。反面、物理的耐性はダメージを僅かに軽減するに留まる。 世界の敵の敵:B 世界の持つ可能性を閉ざす危険を持つ存在、世界の敵であるかどうかを判別する。 能力の強大さと意志の方向性の二つが世界の敵であるかどうかの判定基準であり、後述する宝具の使用条件に関わってくる。 【宝具】 『自動的に浮かび上がる不気味な泡(ニュルンベルクのマイスタージンガー)』 ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:0 最大補足:1 世界の危機に関わる異変を察知したとき、ニュルンベルクのマイスタージンガーを口笛で吹きながら不気味な泡は浮かび上がる。 前述のスキル判定によって世界の敵と見做された存在を相手にするとき、アサシンの全パラメーターは一段階上昇する。 世界の敵を葬ってきた死神としての伝承が宝具となったものである。 【weapon】 『鋼線』 鋼鉄製のワイヤーである。特別な謂れはないが、死神の振るう鎌のごとく多くの世界の敵を屠ってきた。 『スポルディングのバッグ』 スポルディング社製のスポーツバッグ。黒いマントや筒状の帽子といったブギーポップの衣装は、普段この中に入っている。 【人物背景】 宮下藤花はごくごく一般的な女子高生である。素直で明るく、友達にも恵まれ、上級生の彼氏もいる。 だが、世界の危機に関わる異変が起きたとき、宮下藤花の中からブギーポップ――つまり彼女の別人格が浮かび上がる。 ブギーポップとしての彼女は強力な戦闘能力を有し、人間の限界を大きく超えた身体能力を有する存在や戦闘用に改造された合成人間だったとしても圧倒することが可能。 また、女子高生の間でだけ噂されている都市伝説『その人が一番美しいときに、それ以上醜くなる前に殺す死神』の正体でもある。 宮下藤花は自分がブギーポップになっている間の記憶を持っておらず、欠落した部分の記憶は藤花の中では整合性の取れた記憶として改変されている。 そのため、藤花自身は自分がブギーポップであるということを知らない。 【サーヴァントとしての願い】 自動的な存在であるため聖杯に対して能動的な望みを持たない。 強いていえば聖杯という強大な力を得ることによって世界の敵となる可能性を持つ存在を抹消することが願いといえるだろう。 【基本戦術、方針、運用法】 戦闘においては正面からの武力行使よりも相手の心理の弱点をつくことが多い。 世界の敵に対して容赦はしないが、能力、あるいは意志の変化によって世界の敵足り得なくなった場合、命までは取らないこともある。 【マスター】 首藤涼@悪魔のリドル(アニメ) 【参加方法】 詳細は不明。強く願ったわけではなく、半ば巻き込まれる形での参加。 【マスターとしての願い】 普通に年を取って死ぬこと。 【weapon】 特になし。原作において爆弾付き首輪を武器として使ったことがあったが、涼自身に製作技術があるかは不明。 【能力・技能】 不老・長命(ハイランダー症候群に起因するもの) 暗殺者であるが、詳しい手口や能力は(少なくともアニメ放送では)不明。 【人物背景】 白髪が特徴的な少女。達観した性格や特徴的な口調(一人称がワシ、語尾にじゃをつけるなど)が目立ち、精神年齢は相当高い様子。 彼女はハイランダー症候群という不老・長命の病にかかっており、実際はかなりの高齢(少なくとも100歳以上)。 原作では暗殺の報酬として「普通に年を取って死ぬこと」を希望しており、自らの不老・長命を好ましく思っていないようだ。 しかし確実に暗殺を成功させることが出来る場面で敢えてゲームを仕掛けたりと、自らの願いに強い執着はないようである。 (希望を叶える方法が「全世界の高名な医師に研究を進めてもらい治療法を見つける」という不確実な方法だったために本気にならなかったという説もあるが、あくまで考察の一つ。) 過去に一つ年下の大切な男性がいたが、いつまでも年を取らない涼と段々と老いていく男性は最終的に離れてしまうことになる。 別れから数十年経った今でもその男性の誕生日を重要なパスワードとして設定したり、未練は完全に断ち切れていないようだ。 【方針】 強い願いではないため、積極的に優勝を狙うかは不明。
https://w.atwiki.jp/acbh/pages/85.html
テンプル騎士 ◆「地に足をつけて」 - Sequence 6 ランツは近くの屋根の上をぶらついていることが多い。見つけ出し、倒すことランツを見つける ランツを暗殺する フル・シンクロ条件 - アサシンブレードでターゲット殺害 報酬:800f ターゲットは探索エリア最南端の建物の屋上にいる タカの目を使ってターゲット視認またはターゲットがこちらに気づくと逃亡する 崩れた建物が多いがロス少なくフリーランしていれば追いつき暗殺できる ◆「ビラ破り」 - Sequence 6 ビラを破り、アウグスト・オベルリンを工房からおびき出し、見つけ出して倒すボルジアの宣伝ビラを破り捨てる アウグスト・オベルリンを倒す フル・シンクロ条件 - アサシンブレードでターゲット殺害 報酬:800f 最北端のビラの前には敵2人がいて、はがそうとすると攻撃してくるので倒す ターゲットは5カ所のビラをはがすと敵2人を引き連れて出現するので、アサシンブレードで倒す ◆「破門」 - Sequence 7 リストーロは教会の近くに隠れている。見つけ出し、倒すこと気づかれずにリストーロを発見する 気づかれずにリストーロ倒す フル・シンクロ条件 - リストーロをエア・アサシンで倒す 報酬:1100f ターゲットは教会の中庭に入ると出現する。内壁に掴まって降りて行き、ターゲットが現れた所でエアアサシンを使ってミッション完了。 ◆「射線」 - Sequence 6 絶好の位置から撃ってくるガスパール・デ・ラ・クロワを倒すガスパール・デ・ラ・クロワを倒す フル・シンクロ条件 - 45秒以内にアサシンブレードで標的を殺害 報酬:800f 追跡ルートは真っ直ぐ追うか迂回するか最初の閉じた門の横を登り、敵2人を避け、最後の門の右の梁を使い、その先1段乗り越える 右の桟橋→杭→桟橋→杭→ゴンドラ、少し漕いで昇降機、1段乗り越える ターゲットは最後のせまい砦内を一周してから銃をかまえて攻撃してくるので、その前に動きを見て暗殺 塀を2回越えると、その先は行き止まりになっていて、ターゲットが引き返してくるので、その時に煙幕で動きを封じてから倒すのが良い ◆「赤い手」 - Sequence 7 リア・デ・ルッソは浴場の遺跡の近くにいる。見つけ出し、倒すことリア・デ・ルッソを見つける フル・シンクロ条件 - アサシンブレードでターゲット殺害 報酬:1100f ターゲットはカラカラ浴場のトンネル入り口前にいる タカの目を使ってターゲット視認またはターゲットがこちらに気づくと逃亡する 逃亡開始時トンネルから北側(医者)の壁を上っていくので事前にルートの屋根上にいると簡単。ターゲットは常に屋根上を逃げるので普通に追いかけても倒せるが周りの敵に邪魔されやすい ◆「大物騎手」 - Sequence 6 ドナート・マンチーニはチルコ・マッシモにいる。見つけ出し、倒すことドナート・マンチーニを暗殺する エリアから離れ一般市民状態に戻る フル・シンクロ条件 - ドナート・マンチーニだけ倒す 報酬:800f ターゲットは馬に乗っていて広場に配置した部下4人の中心にいる 部下の動きを見ながら銃かボーガンで暗殺、または馬に乗って一気に近づいて馬から馬への暗殺 暗殺後は北西にあるテベル川に向かって逃げ、川を渡るといい
https://w.atwiki.jp/fate_truth/pages/261.html
┏━━━━━━━━━━━━━━━┓ ≪クラス≫:アサシン ┣━━━━━━━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━━━┓ 【真名】:パリス 【レベル】:65 【アライメント】:混沌・善 ┣━━━━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┳━┻━━━━━┳━━━━━━━┳━┻━━━━━┓ 【筋】:30 【耐】:20 【敏】:40 【魔】:20 【運】:65 【宝】:50 ┣━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┫ _ _ ヘ i / ヽ i i / i / / / /- ヽ i i/ i i / i / / i ヽ _ i i i / i / /i i / i i / i _ _/_ / .i! i ./ } i ヽ i!  ̄ / ̄ > `ヽ i i i / / .\i /ー― ' i≧s、 /i / / / / ヘ .i // ,′/ヽミヽ i / / / / / / ..i} i i i .ヾイ / ヾ i / / イ /イ / / / i iヾ\_ヽ i / /イ /イニi / | ヽ .i\ i ,' イ /_ i `ヽ / | ヽ i イ /> Y≧i / // i U / 〃i!/ // i . i ヘ |i ヽ` / ´/|i / iヾi| `ヽ。 |i`イ ./ イ / / / ` ニニ≧s、 i! /. / / イ ニニニ/ ヽ ` ./ イ/´ ニニ./ ヽ  ̄ ./ ニ/ ヽ  ̄ ー― / ニi \ _,..- '' ニi \ _,,.-ニ\ ニi \ /ニニニニ\┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 【スキル】 ○気配遮断:C (種別:一般 タイミング:常時) 敵陣の勝率に「-15%」のペナルティを与える。 また、情報収集と魂喰い発見の成功率に「+15%」する。 サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。 完全に気配を断てば発見する事は難しい。 ○神々の加護:A (種別:異能 タイミング:特殊) 聖杯戦争中に1度だけ、無条件で撤退が出来る。 また、「戦力の劣位×10%」の勝率補正を得る事ができる。 アフロディーテ達、トロイア側についた神々の加護。 アサシンは特に神々から目をかけられており、アサシンとそのマスターを安全な場所へ逃す。 幸運を呼び寄せる等、あらゆる形で限度こそあるが窮地の際にアサシンを助ける。 ○千里眼:B (種別:一般 タイミング:常時/セットアップ) 情報収集判定に常に「+30%」する。 また戦闘時、敵陣営の任意の能力に「-10」のペナルティを与える。 視力の良さ。遠方の標的の捕捉、動体視力の向上。また、透視を可能とする。 ○吉兆の導き:C (種別:異能 タイミング:セットアップ) 「戦力の劣位」を得た時、比較ステータスに「+10」する。 災厄の種になると予言され、山に捨てられてもなお生き延びる幸運。 追いつめられてもアサシンが死ぬ事はそうない。┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 【宝具】 ○『幕引き告げる、黙示録の煉獄(ボイポス・アポカリプス)』 ランク:A 種別:対人宝具 タイミング:クリンナップ 消費魔力:50 クリンナップに使用を宣言する。 この宝具を使うには自陣が「戦力の優位」を得ている必要がある。 任意の敵陣のキャラクターに「50+(このサーヴァントのレベル-敵陣営最大レベル)%」の判定を行い、 成功した場合、そのキャラクターを「脱落」させる。この効果は令呪1画で回避する事が出来る。 さらに、自陣の勝率に「+50%」する。 また、真名を看破し逸話に特徴的な弱点があるサーヴァントを対象の場合は 成功率と勝率補正に「+50%」する。 太陽神にして神々随一の弓の名手アポロンより学び取った必滅の一矢。 「相手の急所に矢が命中する結果を作り上げてから矢を放つ」という因果の逆転。 アサシンの宝具の一撃を凌ぐのは、純粋な回避力で狙いをつけられない以外にない。 一度矢が突き刺されば、相手の体内から煉獄の劫火がその者の生命力、魂すらも糧として燃え上がる。 不死不滅の英雄だろうと一度直撃を受ければ生き残る事は出来ない。 また、弱点が逸話に存在する英雄に対しては、その弱点も「射抜いた」という因果すら発生する。┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
https://w.atwiki.jp/picotto/pages/556.html
No 名前 ★ コスト タイプ 属性 HP アタック ガード 0011 アサシンボウガン ★★☆☆☆ 4 ボウガン - 000 026 000 スキル Lv:-- パワーシュート 気合を封じ込めた一撃 Lv:8 スモールヒール やさしい心で全員のHPを回復(小) Lv:16 ワイドシュート 広範囲をカバーする射撃(小) Lv:24 ステップシュート 距離を離しながら射撃する ナイトボウガンの改良版。矢を2本セットできる。
https://w.atwiki.jp/crackingeffect/pages/30.html
◇ ――――はじめまして! わたしは丈槍由紀……みんなからは「ゆき」って呼ばれてます。 皆さん、こんにちは。お昼じゃない人は、こんばんは。 今日は私達、私立巡ヶ丘学院高等学校学園生活部の一日を……ちょっとだけお見せしちゃおうと思います! ◇ 「いや~っ、ちこくちこく~~っ!!」 はい! これがわたし、ゆきです! ……てへへ、いきなり遅刻しちゃいそうになってますけど、そこは気にしないでください。 割といつものことなんです。学校は好きなのに、朝は起きられない……あるあるですよね、こういうの。 とにかく、今日もこうして慌ただしくわたしの一日は始まるわけなのです。 たたたたたっ。 全力疾走で廊下をダッシュしていると、向かい風が気持ちよくて残っている眠気も消えていきます。 お寝坊しちゃうのはいけないことって分かってるけど……てへ。でも、この感覚は嫌いじゃありません。 むしろ、好きです。 とはいっても、あくまで大事なのは目的地に辿り着くことです! みんなが待ってる部室に行って、りーさんのおいしいごはんを食べないといけません。 りーさんというのは――わたし達、学園生活部の部長さんです。 怒ると怖いですけど、普段はとっても優しくて面倒見のいいお姉さんなんですよ! 「~~~~っ、遅れてごめーーーん!!!」 がらがら! 勢いよく部室の扉を開けると、案の定その先には、部員のみんなが揃っていました。 テーブルの上にはおいしそうなカレーライスが湯気を立てています。 「あら、ゆきちゃん。おはよう。またお寝坊さん?」 「うう……起きれると思ったんだけどなあ……」 「まあ、タイミングとしちゃギリギリセーフってとこだなー。ちょうど今料理も出てきたとこだよ」 「ほんと!? よかったぁー。えへへ、今日のわたし何だかツイてる予感がするよ~」 「もう。ゆきちゃん、ちゃんと反省しなきゃだめっ」 「あうっ」 ぴんっ、とデコピンをされてしまいます。 この人がさっきも言った「りーさん」。 そしてそんなわたし達を見て、チャーミングな八重歯を見せて笑っている女の子は「くるみ」ちゃんです。 くるみちゃんはいつもシャベルを持ち歩いていて、力仕事はお任せあれ! ……って感じな頼れる女の子です。 「……さて。先輩も来たところですし、ごはんにしましょうか」 この子は「みーくん」! 学園生活部の中では最年少さんです。 わたしやくるみちゃんより大人っぽい子だけど、とってもかわいいんだよ! 「そうね。 それじゃあみんな、手を合わせて――――」 「「「「 いただきまーす!!!! 」」」」 わたし達の朝はこんな感じでした。 ――――じゃあ次はもうひとり。少し気弱だけどとっても優しい先生を紹介します! 「いや~~っ、今日わたし日直だった~~~~っ!!!」 だだーっ! ……って感じで、またわたしは廊下を走っています。 ついお腹いっぱいでゆったり気分になっちゃってましたけど、今日はわたしが日直なんでした。 「……あ」 と。そんな時、廊下の向こうに見慣れた顔を発見します。 紫のウェーブヘアーを白いリボンでまとめた、同じ生徒にも見えるような人。 わたしは教室へ向かう足を方向転換させて、その人のところへ走っていきます。 日直のお仕事……はもちろん大事だけど、きっと走れば間に合う……と、思っておきましょう。 「めぐねえーっ! おはよーっ!!」 「あら、ゆきちゃん。おはよう……って、佐倉先生と呼びなさいって言ってるでしょ」 この人は「めぐねえ」! 国語の先生をしてくれている大人さんです。 何を隠そうこの人、学園生活部の顧問でもあるのです! いつも優しくにこにこ笑顔で、でも叱る時は厳しく叱ってくれる、生徒想いのとってもいい先生なんですよ。 ただ、たまにみんなからいないもの扱いされてたりする、ちょっぴり不幸な人でもありますけど……。 さてと! これでわたし達、学園生活部のメンバーと顧問の先生は全員となります。 ――きーん、こーん、かーん、こーん。 そして大変! ついつい話し込んじゃって、始業のチャイムが残酷に鳴り響いてしまいました! めぐねえとお別れして、わたしは急いで教室に駆け込みます! 教科は確か英語。 この前も居眠りをしちゃって、次やったら補習と言いつけられてるとってもまずい教科です。 ドアの小窓から、こっそりこっそり中をのぞきます。 ……先生がお寝坊したとか、そういうラッキーがあるかな、と少し期待したのですが。 もう黒板にはむずかしい英文が書かれていて、どこからどう見ても授業が始まっちゃっていました。 「あい、えんじょいど、すたでぃんぐ……? うぃず、えぶりわん。 れっつ、すたでぃー……とげざー。 ばっといっと、どね……?? なんて読むんだろう…………」 うーん。やっぱり、英語はよくわかりません。 でも、授業をサボっちゃうのは学生の模範であるべき学園生活部に似つかわしくない行動です。 ……りーさんの受け売りなんですけど。それはともかく、やっぱり素直にごめんなさいして、授業を受けようと思います。 がらがら―― 「ごめんなさい! 遅刻しちゃいましたーっ!!」 …………………………。 …………………………――――。 ◆ All is in the darkness in the past.(全ては過去の暗闇の中) Please don`t throw me away.(お願いだから見捨てないで) Help me.(助けて) ◆ 夕日が、はるか向こうの空に沈んでいきます。 ふと、わたしはその「いつもどおり」に違和感を感じました。 「あれ……? 窓からの景色、こんなだったっけ…………」 海が見えます。 グラウンドの向こう側にある家や道の形が、どこかいつもと違う感じがします。 けれど、これは確かにいつもどおりのはずで――……はてな? とわたしは首をかしげてしまいました。 でも、まあいっか、とすぐにそれで納得しちゃいます。 だってわたしたちは学園生活部。学校で暮らしちゃう部活なんですから。 お外がいつもと違うのは少し気になるけど、不思議だなー、くらいのことでしかありません。 そんなことより! 最後はみなさんに、わたしだけの秘密を教えてあげちゃおうと思います! えへへ、部員のみんなにもまだ教えてないんだよ。 みんなで飼ってる太郎丸にも、クラスのみんなにも、めぐねえにも教えてないんだから! 「――――参られたか。ユキ殿」 夕焼けでまっかに染まる教室の中に、演劇の黒子さんみたいな、真っ黒くろすけさんがいます。 顔にはこわ~いガイコツのお面をつけていて、きっと誰が見てもお化けにしか見えないでしょう。 でも、わたしは違います。わたしとこの人は……えっと、しゅじゅう、の関係で結ばれた、パートナー同士なんです! ……もちろん、別に「そういう」意味ではありませんよ!? 「アサシンさん、こんばんはー! 今日はどうだったの?」 「以前不覚を取ったセイバーを、我が宝具にて屠り去った。 優れた英霊であったことに間違いはないが、暗殺者の執念を聊か侮っていたようだな」 「ほえー……そうなんだ。お疲れ様……」 この人は「アサシン」さん。 あまりたくさんおしゃべりする人ではないんですけど、なんだか格好いいおじさんです。 でも、アサシンさんの言っていることは難しくてたまによくわかりません。 けど、今日は前にケガをさせた人をすぱーん! とやっつけてきたみたいですね。 弱い者いじめは学園生活部としても見逃すわけにはいきませんが、これならおあいこです。 「これより私は、再び闇に潜る。ユキ殿はこの廃校に篭っておられよ」 ――――――――――――――――――――――――――――廃。  ̄ ̄ ̄ ̄ ――――――、―――――― ―――■■――――■――――――― ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■―――――、■■■■■――――■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■。 『――この学校に篭っておられよ。 敵の襲来があれば令呪を使われれば飛んで駆けつけるが……そうならないに越したことはない』 「はーい! アサシンさんも、うーんと、……そうだ、聖杯戦争! 聖杯戦争、頑張ってきてねーっ!」 聖杯戦争。 アサシンさんは、そんななんだか物騒な名前のイベントに参加しているそうなんです。 なんでも二人一組でなければ出られないイベントらしくて、彼のパートナーにわたしが選ばれたんだとか。 こういうことを言っちゃうとアサシンさんを不安にしてしまうかもしれませんけど、正直、ちんぷんかんぷんです。 でも、なんだか危ないこともあるイベントらしいので……出来れば、早く終わってほしいなあ……。 アサシンさんはわたしの大事なパートナー……「サーヴァント」なんですから。 怪我したり辛い目に遭ってるのを見ると、わたしも悲しいです。 ふと気が付くと、アサシンさんはどこかへ行ってしまっていました。 あの人はいつもこうなんです。いついなくなったのか、いつやって来たのか、はっきりその瞬間を見たことはありません。 せっかくなのでいつか見てやろうと思ってるんですけど……やっぱり難しいですね。 ――あ、大変。そろそろお夕飯の時間。 それではみなさん、今日は長々お付き合いいただき、ありがとうございました! これからもわたし達、学園生活部のことを――――よろしくお願いしまーす! ◆ 「痛ましい娘だ」 アサシンのサーヴァント――――ハサン・サッバーハは、自分のマスターが滞在する校舎を振り返り呟いた。 人が立ち入らなくなってずいぶん経つのか窓ガラスは割れ、壁も所々が剥げ落ちて蔓が這っている。 過去にはグラウンドだったろう場所も、今や腰の丈ほどの藪と化している。 廃校。誰がどこからどう見てもそうとしか形容出来ないだろう荒れ果てた建物が、幽けく夕暮れ時に聳えていた。 「過去に何があったのか知らんが、完全に壊れている。聖杯も酷な選別をするものだ」 暗殺者は見てきた。 召喚されて間もなく、彼女に「学園生活部」の面々の紹介も受けた。 もっとも――――彼には、彼女以外の人間が見えた試しなど一度たりとてなかったが。 「くるみ」は、体育倉庫から引っ張り出してきた錆びついたシャベル。 「りーさん」は、屋上にあったプランターの痕。 「みーくん」は、二年生の教室。 「太郎丸」は、何の生物かも分からない小さな白骨。 「めぐねえ」は、おそらく聖杯戦争の中で死亡したのであろう、ミイラ化した女性だった。 遅刻を詫びながら騒がしく入っていった教室には、当然授業をする先生もそれを聞く生徒もいない。 ガラスの割れた窓を開け閉めして風を調節し、彼が調達した食糧を都合よく解釈して食べている。 それが、アサシンの目から見た丈槍由紀という少女の真実。 彼女は現実を認識できないまま、しかし彼女にとってはれっきとした真実である空想の中を生きている。 「だが、たとえ夢に酔う童女であれども、契約を結んだ主であることには変わりない。 よかろう。ユキ殿はただ夢を見続けていればよい。 私は変わらず勝利のみを持ち帰り続ける――――そして、最後には聖杯を持ち帰ろう」 忠節という言葉とは最も縁遠いであろう立場にある彼だったが、彼は契約を重んじる質だ。 たとえ相手が夢と現実の境すら曖昧な壊れた少女であれ、契約がそこにあるなら死守しよう。 それに。 永遠の平穏を夢見る彼女のもとに、永遠の命を夢見る自分が呼ばれたのは、ある種当然の話であるのだから。 【クラス】 アサシン 【真名】 ハサン・サッバーハ@Fate/stay night 【パラメーター】 筋力:C 耐久:C 敏捷:A 魔力:C 幸運:E 宝具:C 【属性】 秩序・悪 【クラススキル】 気配遮断:A+ サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。 完全に気配を絶てば発見することは不可能に近い。 ただし自らが攻撃態勢に移ると気配遮断のランクは大きく落ちる。 【保有スキル】 投擲(短刀) :B 短刀を弾丸として放つ能力。 風除けの加護:A 中東に伝わる台風避けの呪い。 自己改造:C 自身の肉体に、まったく別の肉体を付属・融合させる適性。 このランクが上がればあがる程、正純の英雄から遠ざかっていく。 【宝具】 『妄想心音(ザバーニーヤ)』 ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:3~9 最大捕捉:1人 普段は長い布に包まれているシャイターンの右腕。使用時には腕を伸ばし、赤い異形の腕を開放する。 対象に触れることで、エーテル塊による心臓の二重存在(コピー)を作り出す。 この鏡面存在を握りつぶすことによって対象本人の心臓を破壊し、呪殺を成立させる。 如何に硬い鎧で身を護ろうとも心臓を掴み上げることができるが、幸運や魔力で対抗可能。 作中の描写から接触していないと鏡面存在を作れないようだが、腕の長さがその弱点を補っている。 人を罰するモノ故、言峰綺礼のように既に人のモノではない心臓は呪えず、また心臓限定であるがゆえに既に心臓がないものや心臓を潰されても活動可能な相手には効果や必殺性や即死性が薄い。 【weapon】 黒塗りの短刀「ダーク」 【人物背景】 イスラム教の伝承に残る「暗殺教団」の教主、「山の老翁」。 この名は個人のものではなく、教団の教主に代々襲名されてきたもの。複数いる「ハサン・サッバーハ」を継承した暗殺者の内の1人が彼であり、暗殺者という出自から「反英雄」に分類される。 通称「真アサシン」。何かと不遇な人。 【サーヴァントとしての願い】 失われた自らの顔を取り戻す。 【基本戦術、方針、運用法】 宝具の効果も相俟って即死性能の高いアサシン。 ただしマスターのゆきは問題だらけなので、そこを突かれると厳しい。 序盤に良い同盟相手を見つけられるかどうかがターニングポイントかもしれない。 【マスター】 丈槍由紀@がっこうぐらし! 【マスターとしての願い】 そもそも、聖杯戦争についてを朧気にしか理解していない 【weapon】 なし 【能力・技能】 なし 【人物背景】 天真爛漫な少女で、学園生活部のムードメーカー。 元々子供っぽい性格であったが、ゾンビ騒動を機に幼児退行した後、慈の死をきっかけに現状を認識できなくなったかのような言動をとるようになる。 彼女がこの聖杯戦争で見ている「夢」は以下の通り。 ・鎌倉の廃校を巡ヶ丘学院高校と誤認している ・学園生活部の面々やクラスメイト、教員たちなどを「存在している」ものとして見ている ・聖杯戦争については、アサシンの参加しているちょっと危険なイベント程度の認識。 ・殺人などのキーワードについては、無意識的に理解を拒んでいる。 食事は基本的にアサシンが即座に食べられるものを調達。 それを都合よく解釈し、空想の友人たちと食べている。 【方針】 みんなで楽しく、学園生活! BACK NEXT -006 闇の仮面 投下順 -004 衛宮士郎&アサシン 時系列順 BACK 登場キャラ NEXT DATE LOST 丈槍由紀 000 封神演義 アサシン(ハサン・サッバーハ)
https://w.atwiki.jp/itan_seihaisensou/pages/47.html
アサシン(新一次) 【CLASS】アサシン 【真名】Waldemar・Ludwig・Karl - Ernst ・hohen Holdings Filz 【ヴァルデマール・ルートヴィヒ・カール-エルンスト・ハイディングスフェルト】 通称:ヴァルディ 【マスター】 【性別】男 【性格】冷静沈着、それ故に常として道化の如くに振る舞い、自身の本性を見せない殺戮者。どんな危機的状況に陥れども、悠然として振る舞うその様からは絶対的な自信が溢れて見えるであろう。 一度主と認めた者にはとことん忠誠を誓うのが彼であり、主のためとあらばなんでもしてのける気概を持っている。 【出典】オリジナル 【属性】中庸 中立 【ステータス】 筋力 E 10 耐久 D 20 敏捷 A 50 魔力 B 40 幸運 C 30 宝具 EX 100 合計値 250 【クラス別スキル】 『気配遮断 A+』 気配、殺気、その全てを遮断するスキル。 A+である為かなり近くにいても敵に気付かれない。 【保有スキル】 『戦略的撤退 B+』 自身、またはマスターのどちらか片方が重症以上の傷を負ってれば発動。 優れた知能にて状況を正確に読み取り逃走を図る。 逃走の判定はダイスである。 特殊ダイス↓ 自身のマスター、もしくは自身が重症以上の傷を負っており、さらに相手も重症以上の傷を負っている時→逃走成功目と失敗目を3つずつ設定してダイスを振る。 自身のマスター、もしくは自身が重症以上の傷を負っており、相手が無傷の場合→逃走成功目を2つ、失敗目を4つ設定してダイス。 『自己流魔術 A』 ルーン魔術でもなく、完全に自分個人が編み出した魔術を使用する。 【Transferー転送ー】 あらゆる物質を特定の座標に『転送』する魔術。この能力には、多様なルールが存在する。 1.『自身が一度見たことのある場所にしか転送はさせることが出来ない』 2.『転送させる対象に触れなければ転送は行えない。』 3.『力が加わった状態の物質を転送する場合、転送したとしてもその力は失われず、座標に転送が完了した後力のベクトルを変更させる事ができる。』 4.『一度自身が転送させたものは、2回目から触れずとも転送させることが出来る』 5.『自分を含む、人体は転送させることがきない』 【Material accelerationー物質加速ー】 自身が触れたもの、自身が生み出したもの、それを自由自在に『加速』させることが出来る力。 それ以上でもそれ以下でもない。 【Devil Impactー衝撃ー】 自身の行動、または自身の握る物質からなす攻撃に『衝撃』を上乗せする能力。 又は『衝撃』自体を自在に操ることができる。 『暗殺者の極致 A』 暗殺者たるものとしての技能を極めたものに与えられる称号と力。 彼の暗殺者としての技は最早人を超える。 自身が織り成す攻撃や行動により出る『音』を完璧にカットし、並行思考と思考の加速が可能となる。 『強靭なる精神 A』 どんな状況に陥ろうと、どんなに不利であろうと、絶対に諦めることの無い不屈の精神力を持つ。確固たる決意によって固められたその精神は精神汚染魔術をもいとも容易く破るであろう。 【宝具】 『虚無と真の刃』ランク:C+ 常時発動型宝具 実体をもたずにして、実体をもつ刃。 最早それは虚無であるが虚無に在らずというのがこの刃。 これは真なる意味で『自由自在』な刃である。 『Welcome to my world ♪♪-僕の世界へようこそ!- 』ランク:EX 固有結界型宝具 発動条件は『自身が重症を負っている』ことである。 この固有結界には絶大な魔力量が必要とされる為、術者は発動終了と同時に気絶。 1日は自分の力では動けなくなる(令呪の場合は別) これは発動と同時に辺りに真っ暗な空間に包まれ、五感が完璧にシャットアウトされる。 そしてその空間内では発動されていた宝具は効果を無くす。 _________この固有結界は、正に『彼の世界』であり、『自由自在』である。 『Which will I be? -僕は一体どれでしょう?-』 ランク:A 所謂分身の術である。 発動と同時に自由に分身を作り出すことができる。(最大分身数は50) そしてその分身というのは全て『実』として存在する分身であり、分身の攻撃はきちんと相手にダメージを与える。 だがやはり脆いものであり、分身は1度でもダメージを受ければ直ぐに消え、術者の体に魔力として戻っていく。 相手がダイスでの攻撃を仕掛けてくる時に分身がいる状態だと、当たり判定のダイスの後、『それが分身か否か』という特殊ダイスが入る。 特殊ダイス→当たり目を3つ、ハズレ目を3つ設定してダイス。 ハズレ目を1度引く度に、どんどんも当たりを引く確率が高くなっていく為に、当たり目が1つずつ減っていく。 【詳細】 詳細不明。神話や伝説などにも語り継がれておらず、その記録の一切が無いのが彼である。 アサシン 裏設定
https://w.atwiki.jp/killerdolls/pages/21.html
アサシンで勝つには 厳しいSP管理 攻めと引きの見極め 殺しきれるタイミングを計る目 被弾しない事 火力を伸ばすならアンビション2をダガーマスタリーに。 でも、SP足りるのかな?かな? →SP足りた!余裕だった! 余裕のあるSPとスタン時間の長さを取るタイプ + ... 上の画像のアサシン以外 バーサーカー ジャグラー5 少し強引でも回避無効を使って押すタイプ + ... 上の画像のアサシン以外 バーサーカー ジャグラー5
https://w.atwiki.jp/kouryaku_matome/pages/33.html
公式サイト http //www.ubisoft.co.jp/acr/ 攻略サイト http //www47.atwiki.jp/revelations
https://w.atwiki.jp/overture/pages/38.html
不還匕首 アサシン/荊軻 キャラクター EX:雪 1 コスト:雪雪雪 タイプ:サーヴァント A P : 3 D P : 1 S P : 1 DMG : 2 [宣言] [T このキャラを破棄する] アイテムを装備していない相手キャラ1体を破棄する。 エキスパンション:Fate/Grand Order 1.0 レアリティ:【R】 ILLUSTRATION 蒼月しのぶ:LO-0019 考察 収録エキスパンション Fate/Grand Order 1.0【R】 Q A類 Q.【LO-0019 不還匕首 アサシン/荊軻】の能力の宣言に対応して【LO-0089 無理難題】を宣言しました。 このとき、能力の解決は失敗しますが、【LO-0019 不還匕首 アサシン/荊軻】は破棄されるのでしょうか。 A.はい、破棄されたままです。【LO-0019 不還匕首 アサシン/荊軻】は宣言時に破棄されます。 その後、効果が失敗したとしても、場には戻りません。(17/03/11) Q.自ターン中、【LO-0019 不還匕首 アサシン/荊軻】が登場し、相手ターンになりました。能力を宣言することはできますか? A.いいえ、できません。キャラの登場したときの制限は次の自ターン開始時まで有効です。(17/03/11) その他 フレーバーテキスト:「……君は、いいな。うん。実にいい。」 名前
https://w.atwiki.jp/aion20memo/pages/598.html
知恵の長老を探して 遂行地域 テオボモス - 結界塔の村 適正レベル 取得 48 / 遂行 49 報酬 経験値 1,221,400 関連クエスト --- 進行順序 1.NPCナウシカアと会ってクエスト獲得2.インタルディカにいるNPCトラヤヌスと会話せよ3.テオボモスにいるNPCコレウムトールと会話せよ4.NPCナウシカアと会ってクエスト完了